最高の思い出にするならコレをしよう!

奮発してやって良かった前撮り

2020年12月18日 11時55分


私は紅葉の季節の京都で和装、洋装セットの前撮りをしました。
屋外での撮影で和装の時は祇園の趣ある街並み、洋装の時は風情ある植物園で撮影をしてもらいました。

結婚後、関西出身の私は初めて地元を離れ、他の地方で暮らすことになるため両親も私も喜びとともにとても寂しい気持ちを抱いていました。
前撮りの衣装は両方とも母と何度も試着しに行って2人で悩んで「これ!」と決めた衣装を選びました。
そのため、前撮りの写真を見る度に、母と「あれでもない、これでもない」と言いながら衣装選びに行った日々を思い出します。
毎日一緒に暮らしていた、過ごしていた時間が当たり前ではなくなってしまうのだな、と思いながら衣装選びの時間を過ごしていたことも同時に思い出し、
今でも少し切ない気持ちになります。

前撮りをとても楽しみにしていた私は、たくさんの手作りグッズを持っていき、撮影にもフル活用しました。
結婚式当日に飾るための写真には式の日付を書いたガーランドを持ったり、和装に合わせて扇子や和ブーケも作ったりしました。
グッズ作りはとても大変でしたが、悩んで頑張って作った甲斐もあり、写真映えも良く、今見ても頑張って良かったなと思えます。

また、当日は屋外撮影だったのでカメラマンさんとアシスタントの方と一緒に撮影をまわりました。
たくさんの観光客の方に注目を浴びながらの撮影だったので、とても恥ずかしかったのを覚えていますが、
その分「おめでとう」「きれいだよ」と知らない方からもたくさん声をかけていただき、結婚式前でしたが本当に幸せな気持ちになれました。
和装撮影の時のみ、私の両親も見学に来ていて、晴れ姿を見てもらえました。

カメラマンさんが気を効かせて両親との4人での写真も撮ってもらえたことがとても嬉しかったです。
後から両親に聞いた話ですが両親にも「娘さんおめでとうございます」とたくさんの方から声がかかったそうです。
撮影開始から終了までは着付けやお化粧、移動時間など全て含めて6時間程度かかり、体力的にはとても疲れてしまいましたが、
1日が終わるのはあっという間で本当に本当に楽しかったです。

着付けが終わった瞬間の写真からカメラマンさんが写真を撮ってくださっていたので、全ての写真を見返すだけでその日の幸せな気持ちがすぐに思い出せます。
結婚式当日の写真も素敵なものですが、写真を撮るだけの日というのをちゃんと設けたことによって、より素敵な写真を残すことができました。
京都での前撮り、しかも和装洋装の両方をお願いしたので経済的には悩む面もありましたが、一生に1回のこと。
両親もとても喜んでくれて、私も旦那も自然と笑顔でいられた幸せな1日でした。思い切って前撮りをして本当に良かったと思っています。